David Blecken
2018年4月18日

ダウ・ジョーンズのバイスプレジデントが辞職

10年以上勤務し、1年前にアジア太平洋担当バイスプレジデントに就任。突然の辞職劇に謎が深まる。

マーク・ロジャーズ氏
マーク・ロジャーズ氏

ダウ・ジョーンズでアジア太平洋担当バイスプレジデントを務めたマーク・ロジャーズ氏が、同社を去ったとみられている。

香港を拠点とするロジャーズ氏は、同社で10年以上勤務し、2007年にインターナショナル・デジタル・マネージャーに就任。アジア担当バイスプレジデントに就任したのは2017年4月、わずか1年前のことだった。

ロジャーズ氏が去った理由は不明。同氏は都内で3月22日、「CMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)が果たすべき役割」がテーマのパネルディスカッションを主催し、その後すぐに退職したようだ。

ロジャーズ氏本人からのコメントを得ることはできなかった。ダウ・ジョーンズ香港支局のスポークスパーソン、トビー・ドーマン氏は、この件でコメントすることはないとのこと。

先月末には、同社プレジデント兼チーフ・カスタマー・オフィサーを務めたケイティ・バネック‐スミス氏も辞任したばかりだ。

(文:デイビッド・ブレッケン 翻訳・編集:田崎亮子)

提供:
Campaign Japan

関連する記事

併せて読みたい

11 時間前

世界マーケティング短信:米司法省がグーグルにChrome売却などを要求

今週も世界のマーケティング界から、注目のニュースをお届けする。

2 日前

トランプ再選 テック業界への影響

トランプ新大統領はどのような政策を打ち出すのか。テック企業や広告業界、アジア太平洋地域への影響を考える。

2 日前

誰も教えてくれない、若手クリエイターの人生

競争の激しいエージェンシーの若手クリエイターとして働く著者はこの匿名記事で、ハードワークと挫折、厳しい教訓に満ちた1年を赤裸々に記す。

2024年11月15日

世界マーケティング短信:化石燃料企業との取引がリスクに

今週も世界のマーケティング界から、注目のニュースをお届けする。