野澤氏は2019年、IPGメディアブランズジャパンにチーフ・プロダクト・オフィサー(CPO)として入社。今後は同職も兼務しつつキネッソジャパンを牽引、メディアブランズのCEO兼カントリーマネージャーである園田光一、キネッソのグローバルCEOであるアルン・クマール氏の直属となる。
野澤氏はボストン大学でコンピューターサイエンスの修士を取得。これまでAIGやメットライフ、アップルといった世界の有数企業でビジネスとテクノロジーを融合した戦略・戦術の開発に従事した。データサイエンスやビジネスインテリジェンス、デジタルトランスフォーメーション、マーケティングオートメーションシステム設計、プロセス最適化といった分野の専門家で、B2B2C環境でのデジタルマーケティングの戦略策定と運用に豊富な知見を持つ。
クマール氏は、「彼がクライアントのデータ・ドリブンマーケティングをさらに強化してくれることを期待します」とコメント。
野澤氏は、「日本市場の現況を好機と捉え、チームとクライアントがビジネス目標を上回る成果を出せるよう最善を尽くしていく所存です」とコメントを出している。
(文:水野龍哉)