アサヒスーパードライが、初のグローバルエージェンシーとしてマクギャリーボウエン・ロンドンを指名した。戦略の見直しを図る同ビールに対し、複数のエージェンシーがプレゼンテーションを行っていた。
マクギャリーボウエンと競合したのはジェイ・ウォルター・トンプソンとザ・モンキーズ(アクセンチュア・インタラクティブ・グループ)。両社は引き続き各市場で、アサヒグループの他ブランドの業務を担っていく。
マクギャリーボウエンは、今年後半からスーパードライのグローバルキャンペーンを手がけていく予定。
スーパードライは1987年から販売が開始され、日本で最も売れているビールの一つ。伝統的に日本のビールは苦味が強く、食べ物とあまり相性が良くなかったが、スーパードライは切れ味の良さと辛口を武器に国内外で人気を博してきた。
「マクギャリーボウエン・ロンドンと仕事ができることはとてもエキサイティング。プレゼンも非常に印象的で、キャンペーン案にはとても満足しています」とスーパードライのグローバルブランドディレクター、ダニエル・グラス氏は語っている。
(文:ブリタニー・キーファー 翻訳・編集:水野龍哉)