Brittany Kiefer
2020年1月30日

アサヒスーパードライのグローバルキャンペーン、マクギャリーボウエンに

日本を代表するビールのグローバルキャンペーンを、電通イージス・ネットワーク(DAN)のクリエイティブエージェンシーが担っていく。

アサヒスーパードライのグローバルキャンペーン、マクギャリーボウエンに

アサヒスーパードライが、初のグローバルエージェンシーとしてマクギャリーボウエン・ロンドンを指名した。戦略の見直しを図る同ビールに対し、複数のエージェンシーがプレゼンテーションを行っていた。

マクギャリーボウエンと競合したのはジェイ・ウォルター・トンプソンとザ・モンキーズ(アクセンチュア・インタラクティブ・グループ)。両社は引き続き各市場で、アサヒグループの他ブランドの業務を担っていく。

マクギャリーボウエンは、今年後半からスーパードライのグローバルキャンペーンを手がけていく予定。

スーパードライは1987年から販売が開始され、日本で最も売れているビールの一つ。伝統的に日本のビールは苦味が強く、食べ物とあまり相性が良くなかったが、スーパードライは切れ味の良さと辛口を武器に国内外で人気を博してきた。

「マクギャリーボウエン・ロンドンと仕事ができることはとてもエキサイティング。プレゼンも非常に印象的で、キャンペーン案にはとても満足しています」とスーパードライのグローバルブランドディレクター、ダニエル・グラス氏は語っている。

(文:ブリタニー・キーファー 翻訳・編集:水野龍哉)

提供:
Campaign UK
タグ

関連する記事

併せて読みたい

1 日前

トランプ再選 テック業界への影響

トランプ新大統領はどのような政策を打ち出すのか。テック企業や広告業界、アジア太平洋地域への影響を考える。

1 日前

誰も教えてくれない、若手クリエイターの人生

競争の激しいエージェンシーの若手クリエイターとして働く著者はこの匿名記事で、ハードワークと挫折、厳しい教訓に満ちた1年を赤裸々に記す。

2024年11月15日

世界マーケティング短信:化石燃料企業との取引がリスクに

今週も世界のマーケティング界から、注目のニュースをお届けする。

2024年11月13日

生成AIはメディアの倫理観の根幹を揺るがしているか?

SearchGPT(サーチGPT)が登場し、メディア業界は倫理的な判断を迫られている。AIを活用したメディアバイイングのための堅牢な倫理的フレームワークはもはや必要不可欠で、即時の行動が必要だとイニシアティブ(Initiative)のチャールズ・ダンジボー氏は説く。