Campaign Asia-Pacific主催「エージェンシー・オブ・ザ・イヤー2020」の日本/韓国地域の結果が、26日に発表された。TBWA系のエージェンシーが、エージェンシー部門で7つ、個人/チーム部門で4つの賞を獲得した。
TBWA HAKUHODOは昨年、一昨年に引き続き、今年もCreative Agency of the Year金賞を受賞。エージェンシー・オブ・ザ・イヤーの8年間の歴史の中で、同社が金賞を逃したのは2017年(銀賞)の一度のみ。企画から実施までの過程でもたらした「真のディスラプション」の価値に、今年の審査員は感銘を受けていた。
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同社は他にも、Best Culture賞とMarketer Partnership of the Year賞(日産と共同受賞)で金賞を受賞している。
韓国ではTBWA Koreaがエージェンシー部門で4つの賞を獲得したが、惜しくも金賞は逃した。過去3年間にわたりトップに君臨し続けたCreative Agency of the Year賞の首位を、チェイル・ワールドワイドに明け渡した。
チェイルは5つの部門で金賞という快挙を成し遂げた。素晴らしい作品はもちろんのこと、クライアントと築いた関係を長期間にわたり維持する能力が同社の強みであると、審査員は高く評価した。
Creative Agency of the Year銀賞を獲得したのは、グレイ(日本)とDDBグループ(韓国)であった。
注目すべきは、アクセンチュア インタラクティブの快挙だ。Digital Agency of the Year金賞とConsultancy of the Year金賞、Best Culture銀賞を獲得した他、個人/チーム部門で3名が選ばれた。
Media Agency of the Year賞の首位の座を守ったのはUMで、日本では銀賞(金賞は該当なし)、韓国では金賞を獲得した。
PR Agency of the Year賞の昨年の金賞(日本/韓国)はPR One、銀賞はサニーサイドアップだったが、今年はサニーサイドアップ(日本)とSynergy Hill + Knowlton Korea(韓国)がそれぞれトップに。一方、Independent Agency of the Year賞の昨年の金賞はサニーサイドアップだったが、今年はPR Oneであった。
今年もSpecialist Agency of the Year金賞に輝いたのは、マッキャンヘルス。Programmatic Agency of the Year金賞を受賞したのは、アイプロスペクト・ジャパンであった。
昨年Social Media Agency of the Year銀賞だった電通アイソバーは、今年金賞を獲得した。同社は他にもBranded Experience Agency of the Year銀賞、Creative Agency of the Year銅賞、Creative Agency of the Year銅賞を受賞した。
個人/チーム部門は日本の2社によって占められた。TBWA HAKUHODOからは4名、アクセンチュア インタラクティブからは2名と1チームが選ばれた。