フィンズベリー日本事務所で成増恭多氏とともに共同社長を務めていたアストン・ブリッジマン氏が、退職した。
WPP傘下の戦略コミュニケーションエージェンシーである同社は、2016年11月に日本でスタート。ブリッジマン氏は翌年1月に加わった。同氏がエージェンシーに勤務したのはこの時が初めてで、日本のドイツ銀行ではコミュニケーションの責任者を12年間務めた。
日本のバークレイズで広報部長を務めた成増氏は、現在香港とニューヨークからのサポートを得て事務所を運営。「新たなスタッフが間もなくチームに加わりますが、肩書きはまだ未定です」。
フィンズベリーの日本における重要クライアントは、トヨタ自動車。ソフトバンクや総理府とも協働する。
ニューヨークを拠点とするフィンズベリーは東京のほかに香港、シンガポール、北京に事務所を構える。
(文:デイビッド・ブレッケン 翻訳・編集:水野龍哉)