電通は米投資会社「スクラムベンチャーズ(Scrum Ventures)」とともに、スポーツ関連のスタートアップの成長を国内外で後押ししていく。
2社は共同で、世界中のスタートアップを対象としたプログラム「Sports Tech Tokyo」を来年、日米2カ国で開催。応募締め切りは1月7日。
電通によれば、この取り組みは「企業にオープンイノベーションの場を提供する」もの。選ばれたスタートアップは1年間のプログラムでメンタリングなどの支援を受け、「スポーツアドバイザリーボード」を介してプロのスポーツ選手や専門家とのネットワーキングの機会を得る。
電通が募集するのはスポーツ分野のイノベーションに興味を持ち、パートナーとしてプログラムに参加できる企業。同社は更に、日本政府がスポーツ産業の市場規模を2025年までに15.2兆円(2015年は5.5兆円)までに拡大する方針であることを付記している。
(文:デイビッド・ブレッケン 翻訳・編集:水野龍哉)