日産自動車の米国全土のショールームでは、映画『スター・ウォーズ』をテーマとした拡張現実(AR)を体験できる。
「見えないものを見よう」(See the unseen)がテーマのARでは、まもなく公開される『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のドロイドやストームトルーパーなどのキャラクターが登場し、日産の安全技術を紹介する。
顧客が詳しく知りたい技術を選ぶと、それぞれ違うキャラクターが現れ、技術の使い方を説明するという仕組みだ。
北米日産のマーケティング担当副社長、ジュレミー・タッカー氏は「ルーカスフィルムの『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』 の協力があって、日産のショールームでこの体験型の“リテールシアター”を実現することができました。顧客の皆さんに、新しい技術をわくわくする方法で楽しんでもらえます」と語る。
「このシーズン、ライバル企業の店舗はどこもサンタクロースや赤いリボンの飾り付けだらけですが、私たちの販売店にはストームトルーパーがいて、仮想現実(VR)体験やこの新しいAR体験を楽しむことができます。日産ではもっと楽しくて、ためになる体験型の買い物が楽しめるというわけです」
(文:ガージット・デガン 編集:田崎亮子)