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広告予算の25%がiOSからAndroidに移行か AppsFlyer調べ
ATT(アプリのトラッキングの透明性)が適用されたアップルのiOS14.5から、広告予算の25%(2020年と2021年の下半期を比較)がアンドロイドに移行した可能性があることが、アップスフライヤー(AppsFlyer)の最新の調査「パフォーマンスインデックス」によって明らかになった。
非ゲームアプリとゲームアプリの両方で変動がみられたが、データドリブンに特化していることで知られるゲームアプリの方でより多くの変動事例が報告された。データドリブンの最適化に依存するメディア企業も苦戦を強いられており、「アルゴリズムは書き換えも同然の対応を余儀なくされ、しかも他社より迅速な対応も求められたため」著しく安定性を欠いたとのことだ。
豪州メディア、フェイスブックへのニュース配信を停止
豪州では22日、ニュースコンテンツの配信を24時間停止するストライキ「#WaitingOnZuck」が実施され、30以上の独立系メディアが参加した。ソーシャルコーズを専門とするコンサルティング会社「ディケード・オブ・アクション(Decade Of Action)」が立ち上げたこのキャンペーンは、メタ(旧フェイスブック)にニュースコンテンツへの対価を支払うよう圧力をかけることが目的だ。
同国ではこれまでも同様のトラブルが発生し、昨年はソーシャルメディア側がニュース配信で得た収益をパブリッシャーに支払うことを義務付ける法案が可決された。しかしメタは大手メディアとは契約を交わしたものの、独立系メディアとの交渉は進んでいなかったという。
博報堂、ライブコマース支援サービスを提供開始
COVID-19の影響によってオンライン購買の普及が加速し、ライブ配信とECを掛け合わせたライブコマースが注目される中、博報堂DYグループはアイレップと共に、企業のライブコマースを支援する「博報堂ライブコマース・プラス(HAKUHODO Live Commerce+)」の提供を開始した。
ライブコマースは購買の促進のみならず、営業員や店舗スタッフのオンライン販売のトレーニングや、視聴者とのリアルタイムな会話を通じたインサイト発見などといった側面も持ち合わせる。新サービスは戦略策定、効果検証、台本制作、配信媒体との連携、配信者育成、海外事例の集積など幅広い領域に対応していく。
ハイネケン、仮想空間でビールを新発売
ハイネケンがメタバース「ディセントラランド(Decentraland)」内に、DJブース、ダンスフロア、バーなどを備えた醸造所を立ち上げ、バーチャルビール「ハイネケン・シルバー」の販売を開始した。
ゼロカロリーを謳うこのビールは、「現実の世界でこそ楽しめる製品なのに、メタバースに飛びつく他ブランドを風刺した、皮肉を込めたジョーク」だとハイネケンのグローバル責任者、ブラム・ウェステンブリンク氏は語る。「今のところは、ピクセルやバイトを味わうことはできません。このジョークによって、現実の世界で楽しむビール(新しいバーチャルビールを含めて)の爽やかな味に勝るものはないということを、思い出してもらおうと考えました」。
ハイネケン・シルバーのローンチイベント。ウェステンブリンク氏のアバターが壇上で製品を紹介している。
ナイキのスニーカー、新宿の空に飛びだす
ナイキが21日から7日間限定で、新宿の東口駅前広場の「クロス新宿ビジョン」にて3D広告を実施している。同社のスニーカー「エア マックス」の誕生35周年を記念したもので、湾曲した高画質ディスプレイにはエア マックスが作られる様子や、色とりどりのデザインが登場する。
(文:田崎亮子)