過去15年にわたり、Campaignはアジア太平洋地域の主要な広告代理店を査定してきた。今年対象となったのは電通、博報堂、ADKを含む計43社。以下が、これら3社の成績表だ。
他の代理店の成績表はこちらから(有料、英語のみ)。
日本のトップ3に関しては、国内とアジア太平洋地域でどのような業績を上げたかを考慮。評価には4つの基準を用いた。
- ビジネスの業績:Campaignが編纂する「R3’s New Business League」と各代理店の発表に基づき、2017年における全取引の「質」を査定
- イノベーションと戦略性:社員やクライアント、業界に対してどのような点が改善され、企業としてどのように進歩したかという視点から、アジア市場でのイノベーションと戦略性の質を評価
- 作品と広告賞:制作したキャンペーンのインパクトと効果を質の面から査定。アジア及び世界における広告賞での評価を、主要な賞を重視しつつ考慮
- 人材:多様性を重んじつつ、高い能力を持った社員を確保し、そして伸ばす努力をどのように実践しているか、リーダーシップ力の質を評価
評点
A 比類なき素晴しさ
Aマイナス 極めて優れている
Bプラス 優れている
B 非常に良い
Bマイナス 良い
Cプラス 平均的
C まあまあ
Cマイナス 一応の基準はクリア
Dプラス 努力が必要
D 不十分
Dマイナス かなり苦戦
F 落第点
(文:Campaign Asia-Pacific 翻訳・編集:水野龍哉)