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エアビー、アフガニスタン難民2万人に滞在先を提供
混沌とするアフガニスタンからの難民を支援すべく、民泊大手エアビーアンドビーは2万人に一時的な滞在先を無料で提供すると発表した。共同創業者ブライアン・チェスキー氏がこのことを24日にツイートすると、16万件超の「いいね」が付き、リツイートは2万件を超えた(9月3日時点)。費用は同社、チェスキー氏からの寄付、そして非営利団体「Airbnb.org」が今年6月に立ち上げた難民基金によって賄われる。
同社は2012年のハリケーン・サンディーの被災者に対し、避難先を提供できないかという申し出があったことがきっかけで、緊急事態の発生時に滞在先を提供する取り組みを実施してきた。より多くの人々を支援するため、昨年12月にAirbnb.orgを立ち上げている。
Starting today, Airbnb will begin housing 20,000 Afghan refugees globally for free.
— Brian Chesky (@bchesky) August 24, 2021
フォーブス、SPAC合併で上場へ
フォーブス誌を発行するフォーブス・グローバル・メディア・ホールディングスは26日、特別買収目的会社(SPAC)マグナム・オパス・アクイジションと合併し、米ニューヨーク証券取引所への上場を予定していることを発表した。企業価値は6.3億米ドルと見積もられる。この合併により、デジタルトランスフォーメーションをさらに進め、テクノロジーとデータ駆動型の知見を活用し、有料コンテンツの収益性を高めていく計画だ。同様の動きとしてはバズフィードが今年6月に、SPACと合併して今年末までに上場すると発表している。
ベライゾンメディア・ジャパン、ブランド名を変更
ベライゾンメディア・ジャパンは1日より、事業ブランド名を「Boundless」に変更した。5月に米投資会社アポロ・グローバル・マネジメント社が買収し、日本国外ではブランド名が「ベライゾン・メディア」から「ヤフー」に変わっていた。
声明によると、「無限」や「国境を越える」といった意味の新しい事業ブランド名には「進化するテクノロジーとデジタル体験によって無限の可能性を広げ、ビジネス領域や国境を越えたグローバルレベルのソリューションを提供する」という意味が込められているという。
1本のCMでは、言いたいことを全て伝えきれない
CMの短い尺では、商品の魅力を伝えきれない――。そんな悩みを、ユニークな方法で解決したのが米サブウェイだ。「一つのCMに収まらないほど新しいことがたくさんある」と嘆くうちに、他社のCM(家具店、法律事務所、自動車ディーラー)に切り替わってしまう。だがその他社CMの中で「時間が足りなかったようなので」と説明を続けてもらうという仕組みだ。同社は7月に、メニューやアプリを大々的に変更し、年末までの予定でキャンペーンを展開中だ。制作は電通マクギャリーボウエンとカラ。
(文:田崎亮子)