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フェイスブック、豪州のニュース閲覧とシェアを禁止
フェイスブックは豪州で、ニュース記事の投稿やシェアができないようにすると発表した。豪州国内の利用者は、国内および海外の報道機関のニュース記事を閲覧できなくなる。海外のユーザーが、豪州のニュースコンテンツを閲覧することもできなくなる。
同国では、プラットフォームがニュース記事を表示した際に報道機関に対価を支払うよう義務付ける法案が審議されており、フェイスブックが対抗措置として発表したものだ。同社のマネージングディレクターであるウィル・イーストン氏は、ニュース記事は「ニュースフィード」コンテンツ全体の4%にも満たないと主張している。
グーグルとニューズ・コーポレーションが契約
グーグルもフェイスブックと同様、報道機関への記事使用料の支払い義務化に反対する立場をとっている。そんな同社が、米ニューズ・コーポレーションと契約を結んだ。グーグルが近々開始する「ニュース・ショーケース」にニューズ傘下の米ウォール・ストリート・ジャーナルや英タイムズの記事が提供される他、広告収入の分配や、ユーチューブを使ったジャーナリズムに共同で投資していくことなどが盛り込まれた。
これまで長年にわたりグーグルを批判していたニューズ社だが、今回の契約で多額の支払を受け取ることとなる。同社のロバート・トムソンCEOは声明の中で、「プレミアムなジャーナリズムに対価を支払うということが確立され、世界中のジャーナリズムにプラスの影響を与える」と述べている。
エデルマン、コンテンツ制作部隊を創設
エデルマンが、コンテンツ制作のハブとなる「エデルマン・ストゥディオス Edelman Studios」を立ち上げる。代表を務めるのはジャロッド・モーセス氏。 この組織には、アーンドメディアでシェアされやすいコンテンツをスピーディーに制作する 「ブルー・ルーム・スタジオ」と、データやインサイトを活用し、 さまざまなチャネルで展開するコンテンツに特化する「エデルマン・プロダクションズ」 の2部門が設けられる。
アドフェスト、日本の3作品がグランデ受賞
ADFEST(アジア太平洋広告祭)の贈賞式がオンラインで開催され、2020年の入賞作品が発表された。 日本からは以下の作品が、各部門でグランデ(最優秀賞)を受賞した。
【デザイン部門、フィルム・クラフト部門】
森ビル/DESIGNING TOKYO(電通、電通クリエーティブX、レスパスビジョン、jitto、MARK、 オムニバスジャパン、愛印)
【デジタル・クラフト部門、モバイル部門】
ソニー・ミュージックエンタテインメント/AMAZARASHI「朗読演奏実験空間“新言語秩序”」 (SIX、博報堂、博報堂ケトル、エポック)
【イノーバ部門】
双日/TUNA SCOPE(電通、電通ライブ、シンディ)
贈賞式の様子は動画で視聴できる。
視覚障害者も楽しめるテニス中継を
現在開催中のテニスの四大大会「豪州オープン」の決勝戦で、テニス・オーストラリア は視覚障害者が試合中継を音声で楽しめる技術を試験運用する。豪モナシュ大学とAKQA と共に開発された「アクション・オーディオ」は、ボールの動きをリアルタイムで追跡し、 3次元音響(3Dオーディオ)として再生、ボールの速度や軌跡、ラインとの距離、 ショットの種類などを聞き分けることができる。サンプルの音声はこちらから。
(文:田崎亮子)