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U-NEXTとParaviが3月末に統合
有料動画配信サービス「U-NEXT」と「Paravi」が3月31日に統合する。運営会社の経営統合に伴うもので、存続会社はU-NEXTとなり、Paraviは7月を目途にU-NEXT内に移管する予定。統合により、売上高800億円以上、有料会員数370万人以上、配信コンテンツ35万本以上と国内勢で最大の動画配信プラットフォームが誕生する。
統合でより充実したコンテンツ編成が可能となる他、プロモーションやマーケティング面でも相乗効果を見込む。またU-NEXTは電通ならびに博報堂DYメディアパートナーズとの間で、広告の協業内容を定めた業務提携契約を締結した。1月末には「GYAO!」が3月31日にサービス終了となることが発表されたばかりで、動画配信サービスの業界再編成が急速に進む。
ツイッター、大麻関連製品の広告規制を緩和
ツイッターが、大麻関連の広告掲載を認めると発表した。規制緩和が進む米国で、大麻成分であるCBD(カンナビジオール)やTHC(テトラヒドロカンナビノール)に関連する製品が合法な地域において広告を出稿できる。出稿可能なのは事前に認可を受けた合法大麻のブランドのみで、21歳以下の未成年をターゲットにしてはならない、健康上のメリットを訴求してはならないなど、満たすべき要件がいくつかある。
ツイッター社の公式ブログによると、大麻産業の拡大に従ってツイッター上での会話も増えており、米国ではペットや料理、ゴルフ、飲食などといったテーマよりも多く語られているという。
オンラインゲームで女性プレーヤーが直面する差別
オンラインゲームは匿名性が高いが、音声チャットで女性であることが分かると、差別的な発言が急増するという。この問題に光を当てるキャンペーンを、メイベリンが豪州で開始した。
男性ゲーマーが女性の音声に変えてプレーを開始したところ、呼び掛けても無視され、プレーヤーが去っていく。差別的な暴言による嫌がらせは続き、ゲーム終了の頃には動揺を隠せていなかった。別の部屋から見守る女性ゲーマー2名によると、普段自分たちが受ける嫌がらせと非常によく似ているという。
だが、このようなことが頻繁に起こるのになぜプレーを続けるのかと問われ、女性プレーヤーは「プレーするのが好きだから」と即答する。「ゲームはすべての人のために作られたもので、すべての人が体験すべきです」。
他店での買い物に送り出すアルディ店員
豪州のスーパーマーケットチェーン、アルディ(Aldi)のレジで店員の目に留まったのは、買い物客の手元のメモ。スモークニシンのペーストを買えなかったようだ。するとドラマチックな失恋のシーンを彷彿とさせるBGMに加え、店内にもかかわらず雨まで降り出す。
「あなたにそれが必要なのは分かっています。だからそのスモークニシンのペーストを買いに行って」と送り出す店員は、愛を告げる。女性客も「ここは私にとって常に一番のお店よ」と名残惜しそうに去っていく。そしてナレーションはこう締めくくる。「あなたが他のスーパーマーケットにも行くことは知っています。でも最初にアルディで買い物をすれば、もっと節約できます」。企画・制作はBMF。
(文:田崎亮子)