ヘアケアブランド「ラックス」はシンガポールで、女性が街を歩くとどのような気持ちになるのかを体験できる「イン・ハー・シューズ」を、「シティー・ウォークス・ライブ」内で公開した。カイロの街を歩く様子を、男性と女性の視点を切り替えて視聴してみると、女性視点のときはじろじろ見られて容姿や服装について声をかけられ、インスタグラムのアカウントを尋ねられたり、「話そう」と呼び止められることも。制作はワンダーマン・トンプソン・シンガポール。
ラックスのグローバルバイスプレジデントであるセヴェリーヌ・ヴァレオン氏は「あらゆる場所の女性が、家庭や職場、社会で受ける何気ない性差別と戦うことを支援し続けます」とコメント。性差別を意識することは大切だが、実際に体験してみると全く違う気付きを得られる。「見方や感じ方を変えることで、この問題に対する行動や態度を変えることができるのです」
(文:田崎亮子)