
アクセンチュアが都内に、デザインスタジオ「Fjord Tokyo(フィヨルド東京)」を開設した。
フィヨルドは2001年に英国で創業し、2013年にアクセンチュア インタラクティブ グループに加わった。世界33カ所のスタジオには1,200名以上のデザイナーを擁しており、主なクライアントにはロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)、フィンランド航空、オーリス・ヘルス社(ジョンソン&ジョンソンのグループ企業)などがある。
初めての国内拠点となるフィヨルド東京は、アクセンチュア インタラクティブ スタジオ東京(麻布)内に、11月11日付で開設された。代表(共同統括)は、番所浩平氏とエドアルド・クランツ氏。デザイン主導の戦略やサービスデザイン、企業体質の改善に向けた組織づくり、企業文化の変革などを支援していく。
「世界中からフィヨルド東京に集まったデザイナーは、スキルやバックグラウンドは多様でも、『日本の生活をより良くしたい』という情熱は共通しています」と番所氏はプレスリリース内でコメント。「日本が築いてきた『Made in Japan』というブランドをさらに世界標準へ引き上げ、東京から世界トップレベルのサービスを発信していきます」
また、アクセンチュア インタラクティブ グループの日本統括である黒川順一郎氏は「Fjordが、企業の先にある生活者の体験をデザインすることで、アクセンチュア インタラクティブは、人々の生活にインパクトを与えるようなビジネス創出を支援していくことができます」と述べている。
(文:ジェシカ・グッドフェロー、翻訳・編集:田崎亮子)