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4四半期連続で減収のアップル、Macなど機器が販売不振
アップル社の第4四半期(7~9月期)の業績発表によると、売上高は895億米ドル(前年同期比0.7%減)だった。
売上高の49%を占めるiPhoneは438億米ドル(同2.8%増)だったが、Macは76億米ドル(同33.8%減)と大きく落ち込んだ。iPadは64億米ドル(同10.2%減)、ウェアラブル・ホーム・アクセサリーは93億米ドル(同3.4%減)で、製品部門全体は672億米ドル(同5.3%減)と低迷している。
一方、広告やサブスクリプション、アプリなどサービス部門の売上高は223億米ドル(同16.3%増)と二桁成長を遂げた。この部門の売上高は、前年同期には全体の21%を占めていたが、今期は25%を占めるまでに急成長している。
CMOの役割に対するCEOの理解は? マッキンゼー調べ
マッキンゼーの調査によると、自分の仕事が経営幹部レベルに正しく理解されているととらえるCMOはわずか22%で、2019年(31%)から9ポイント減少した。また、モダンマーケティングを熟知していると考えているCEOは5割だったのに対し、66%のCMOは、自社のCEOは詳しくないと考えている。
マーケティングを成長戦略の中核に据える企業は、そうでない企業と比べて、5%以上の年間成長率を達成する可能性が2倍高かった。
マーケティング部門が担う主要な責務について尋ねたところ、CEOとCMOの解答が一致したのはわずか5割だった。
エッセンス・メディアコムの村上公太氏が退職
グループエム傘下エッセンス・メディアコムの日本法人マネージングディレクターである村上公太氏が、7年半勤めた同社を退職した。ウィリアムズ・リー・タグ社から、2016年にエッセンス社に入社し、2021年に同社のマネージングディレクターに就任。2023年1月にメディアコムとの統合を経て現職。
紛争を想起させるクリスマスCMに批判が集まる
英マークス&スペンサー(M&S)がクリスマスシーズンに向けて公開した動画に批判が集まり、同社が投稿を削除した。
「Love thismas (not thatmas)」と題されたキャンペーンのメッセージは、クリスマスの定番とされてきたものの不満を募らせている活動をやめ、好きなことだけをしようというもの。企画・制作はマザー・ロンドン。
しかし暖炉で赤・銀・緑色の紙製のパーティーハットを燃やす写真がパレスチナの旗を想起させること、女性の濃い青いアイラインがイスラエル国旗を彷彿とさせるとの苦情が、英広告基準局に寄せられた。
M&SはSNS上で謝罪コメントを掲載し、動画はイスラエルとガザの紛争が始まるよりも前の8月に撮影されたもので、パーティーハットを被りたくない人もいるということを面白おかしく表現したと説明している。
【お知らせ】
生成AIが急速に広がり、マーケティング・コミュニケーションのあり方も大きく変化しています。このたびCampaign Asia-Pacificとフォレスター(Forrester)は、アジア太平洋地域においてAIがどのようにマーケティングに活用されているか、そして将来的にどのように取り入れていくかを調べるアンケート調査を行います。
中堅以上のマーケターやエージェンシーの方々を対象に、10分ほどのアンケートをお願いしています。ぜひご協力のほど、お願いいたします。
詳しくはこちら(英語)から。
(文:田崎亮子)