オーストラリア政府観光局が、日本でのPR事業の入札を募集している。
声明によると、豪州政府観光局はサービスプロバイダー1社との契約を目指している(サービス開始は8月1日を予定)。
同局が求めているのは「豪州で休暇を過ごすことの楽しさが、(さまざまな情報が溢れる中で)埋没することなく人々に届き、夢中にさせ、クチコミでの推薦となって広がっていく。これらを測定可能な形で具体的に達成する、戦略的なPRプラン」とのことだ。
業務内容は、メディアリレーション、コンテンツ、コンテンツホスティング、インフルエンサーマーケティング、ソーシャルメディア、ブランド管理、レピュテーション管理など。
豪州政府観光局のウェブサイトによると、2017年に同国を訪れた観光客の中で日本人は5番目に多かった。また日本人観光客の消費額は他国の観光客と比較すると2~3倍で、「価値の高い」観光客だと位置づけている。約8割が個人旅行客として訪れていることも明らかになった。
入札期限は4月22日。
(文:デイビッド・ブレッケン 翻訳・編集:田崎亮子)