電通グループによると、ティム・アンドレー氏(電通グループ副社長執行役員、電通イージス・ネットワーク取締役会議長 兼 CEO)が、健康上の理由で休職する。
その間、山本敏博氏(電通グループ代表取締役社長執行役員)が、電通イージス・ネットワークの取締役会議長ならびにCEOを務める。
また、ヴァレリー・スクーラー氏(電通グループ エグゼクティブ・シニア・アドバイザー)、ニック・プライデイ氏(電通イージス・ネットワークCFO、電通グループ執行役員)、日比野貴樹氏(電通グループ執行役員)の3名が、山本氏をサポートする。
「私はティム(アンドレー氏)と長年にわたって、一緒に仕事をしてきました」と山本氏はリリース内でコメント。「彼は忠実で、熱心であり、電通ファミリーを長期にわたって牽引してきた、信任が厚いリーダーです。電通の取締役会を全面的に、かつ継続的にサポートしてきました。健康の問題は最も重要であり、全快に必要な時間をとるよう勧めました。一日も早い全快を祈っています」
アンドレー氏は現在59歳。英イージス・グループの買収(約50億米ドル)をまとめ、2013年、電通初の外国人取締役に就任した。米プロバスケットボール選手として活躍の後、トヨタ自動車、キヤノン、BASFなどを経て2006年より電通に参画。2019年1月に、電通イージス・ネットワークのCEOに就任した。210cmと身長が高く、「温和な巨人」と呼ばれることもあったという。
(翻訳・編集:田崎亮子)