AKQAは6月1日付で、東京オフィスのゼネラルマネージャーに原秀明氏が就任したことを発表した。日本と中国における経営陣再編の一環。
原氏は2013年、コミュニティーマネージャーとして東京オフィスに入社。近年はクライアントパートナーとして同社を牽引した。担当したクライアントはナイキ、グーグル、伊藤忠商事など。クリオ、D&AD、スパイクスアジア、One Showといった主要広告賞の獲得にも貢献した。
「AKQAでの8年間は私にとって特筆すべきものでした」と原氏。「弊社は世界でも有数の革新的ブランドと仕事をさせていただいています。ビジネスとは常に変化するもの。信頼されるパートナーであり続けるためには、常に先手を打っていかねばなりません。東京スタジオの素晴らしいチーム、そしてクライアントとともに革新的なアプローチを続けていくことに、大きな高揚感を覚えています」
同社APACマネージングパートナーのブライアン・ベラ氏はこのように語る。「彼の人柄は素晴らしく、AKQAの価値観を体現しています。どのような状況でも成長を心がけ、スタッフからの信頼も厚い。日本市場も熟知しており、今回の就任は自然な流れでした。成長著しい東京スタジオの次のチャプターを、彼とそのチームがどのように形づくっていくのか、とても楽しみにしています」
原氏は今後、ベラ氏の直属となる。
(文:水野龍哉)