メディアモニタリング / インテリジェンス専門のメルトウォーター社がCampaignのために行った調査によると、今年のF1日本グランプリ(GP)で最も話題となったスポンサーはDHLだった。
メルトウォーターは大会が始まる1日前の10月4日から終了する9日にかけて、日本のソーシャルメディア上で話題に出た同GPに関わるブランドをモニタリング。同じ調査は直近のシンガポールGP、マレーシアGPでも行われた。対象となったプラットフォームはフェイスブックやツイッター、ユーチューブ、ブログ、そしてオンラインフォーラムなど。
それによると日本で最も名前があがったブランドはDHLで、全体の63%。シンガポールではシンガポール航空が85%、マレーシアでは石油・ガス大手ペトロナスが88%で、これらトップスポンサーの数字は下回った。
日本ではDHLに次いでローレックスが10%、エミレーツ航空9%、ブリヂストンとハイネケン8%、タタとUBS1%という結果。車に関してはマクラーレンとメルセデス、フェラーリがそれぞれ27%で、トップを分け合った。
(文:デイビッド・ブレッケン 翻訳・編集:水野龍哉)