西谷氏は昨年5月、エッセンス社にとって大きな収益源である日本市場における主導的役割を期待され、マネージングディレクターに就任したばかり。
エッセンスは西谷氏退職の理由や、暫定的なマネージングディレクターについては明らかにしていない。同社スポークスマンは、「西谷氏は弊社の日本市場における成功に多大な貢献をしました。結果的に別々の道を歩むことになりましたが、同氏の今後の更なるご活躍をお祈りします」と語った。
西谷氏はアップルでモバイル広告プラットフォーム「iAd」のゼネラルマネージャーを務め、その後エッセンスに入社した。因みにiAdは1年前に廃止されている。
エッセンスは2014年に東京に進出、松下恭子・日本及びアジア太平洋地域CEOが指揮を執っている。
(文:デイビッド・ブレッケン 翻訳・編集:水野龍哉)