グループエムはAmazon Adsと提携し、インフルエンサー制作のショッパブルスポンサードコンテンツの配信をクライアント向けに提供する。
ザ・ゴート・エージェンシーが開発したこのソリューションによって、グループエムのクライアント各社は、グループ会社であるエッセンス・メディアコム、ウェーブメーカー、マインドシェア、Mシックス&パートナーズを通して、アマゾンのデマンドサイドプラットフォーム(DSP)からスポンサードクリエイターコンテンツを配信できるようになる。
Amazon DSPを使用することで、広告主はアマゾンサイトや、アマゾンが提携するさまざまなウェブサイトに広告を配信することができる。
また、広告主は、アマゾンサイトに広告を配信するだけでなく、グループエムとザ・ゴート・エージェンシーのアマゾン独占枠、「アバブ・ザ・フォールド(Above the fold)」の広告枠も購入できるようになる。
グループエム・ネクサスのグローバルコマース責任者を務めるサマンサ・ブコウスキー氏は、今回の開発は、ネクサスのコマースケイパビリティの「規模と洗練」をインフルエンサーマーケティングにつなげる「重要な一歩」だと語った。
Amazon Adsのグローバルカスタマーデベロップメントのディレクター、エイミー・アームストロング氏は、この提携が「両社の顧客」にメリットをもたらすことを期待しているという。
この提携が続く間、ザ・ゴート・エージェンシーは、オーディエンスをランディングページに導くにはどんなタイプのコンテンツが最適か評価し、それに合わせて調整することができる。
ブランドは、顧客をアマゾンサイトに再誘導するため、ブランドストアのサイトを構築して、そこにインフルエンサーコンテンツを配置することも可能だ。
Amazon Adsのエイミー・アームストロング氏は、「グループエムがこの新しい機能を活用し、インフルエンサーコンテンツを直接ショッピング体験につなげることで、我々の共通の顧客にどのようなメリットをもたらしてくれるのか、とても楽しみにしています」と語った。
ザ・ゴート・エージェンシーのグローバル最高執行責任者であるダフィズ・ウードウォード氏は、今回の提携によって、さまざまな市場でクライアントのキャンペーンパフォーマンスが「すでに向上している」と言い添えた。