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フォートナイト、伝説的CMのパロディーでアップルを批判
人気ゲーム「フォートナイト(Fortnite)」を提供する米エピックゲームズが先週、アプリ内課金の手数料が独占禁止法に違反しているとして、アップルとグーグルに対して訴訟を起こした。2社は、フォートナイトがアプリ内で直接課金できるシステムはガイドラインに違反しているという理由で、アプリ配信サービスから削除した。
このことを受けてフォートナイト側は、#FreeFortniteというキャンペーンを開始し、動画も公開。ジョージ・オーウェルの小説『1984年』を題材にした、アップル社の有名なCM「1984」のパロディーで、「2020年が”1984”にならないよう、この戦いに参加を」と呼びかけている。
香港警察、英企業の関与について言及
香港で黎智英氏(蘋果日報の創業者)など民主活動家が逮捕されたことを伝えるサウスチャイナ・モーニング・ポスト(南華早報)の記事の中で、民主化運動のロビー活動を請け負う英コンサルティング会社「ホワイトハウス・コンサルタンシー」の関与についても香港警察が言及したと報じられた。ホワイトハウス・コンサルタンシーの創業者、クリス・ホワイトハウス氏は「我々は自由を求めて戦う民主化運動を100%支援する」とコメントしている。
ホワイトハウス・コンサルタンシーは民主派団体「Fight for Freedom、Stand with Hong Kong(SWHK)」のキャンペーンに携わる他、香港の問題に取り組む英国の超党派議員連盟(APPG)の事務局も務める。APPGは最近、香港警察の暴力や人権侵害を辛辣に批判するレポートを発表している。SWHKは、6月30日に成立した国家安全法に対する制裁を、国際社会に呼びかけていた。クラウドファンディングも実施中で、集まった資金で今後もロビー活動を続けていくという。
Amazonプライム、CMがきっかけで解約運動へと発展
AmazonプライムがCMに松本人志(タレント)と三浦瑠璃(国際政治学者)を起用したことが不服だとして、#Amazonプライム解約運動というハッシュタグがSNS上で一時トレンド入りした。両氏がこれまで反感を買う発言をしてきたことなどから、彼らを起用したアマゾンも批判されることとなった。
Women To Watch 2020、日本からは土屋えりん氏を選出
Campaign Asia-Pacificが主催する「Women To Watch 2020」では、マーケティング、メディア、コミュニケーション領域で活躍する女性を選りすぐって発表している。日本からは土屋えりん氏(Google Brand Studio APAC プロデューサー)が選ばれた。2016年にグーグルに参画した同氏の活躍は幅広く、もはや「プロデューサー」という言葉だけでは語り尽くせない。多面的な才能によってブランドスタジオの成長に貢献したと、同僚たちは同氏を評価する。マーケティングコミュニケーションに携わる前はコンテンポラリーダンスの世界に身を置き、そこでアジア人への差別を経験。現在はダイバーシティ&インクルージョンの改善にも取り組み、社内のマーケターに向けた教育などを行う。詳しくはこちら(英語)。

【お知らせ】
Campaign Asia-Pacificが主催するアワード「エージェンシー・オブ・ザ・イヤー2020」のエントリーを、ただいま受付中です。今年は「Agency Marketer Partnership」「Brand Experience Agency」など8カテゴリーが追加となります。エントリー締切は9月17日まで。詳しくはこちら(英語)からご確認ください。
(文:田崎亮子)